
皆さんこんにちは。
ラーメン大好き板山です。
今回はこんなに無難な書き出しからちゃんと無難な記事を書いていこうと思います。
今までラーメン二郎、ジャンクガレッジを紹介してきましたが、お次は横浜家系ラーメンのお店を紹介していきます。
〇〇系ラーメンというと色々あるんだと思いますが、皆さんは何を思い浮かべるでしょうか。
二郎系ラーメン、家系ラーメン、意識高い系ラーメン…などなど。
最寄り駅付近のラーメン屋はほぼ制覇した筆者ですが、今回紹介する家系ラーメン屋はこれを食べるためだけにわざわざ数駅乗って行くこともあります。
しかしながら、近くにショッピングモールもあるので、足が電車やバスに限られがちな大学生でも買い物のついでなどに来ることもできます。
さっそく、家系ラーメンの沼に嵌っていきましょう。
(今回のW杯を精力的に見ていた筆者ですが、残念ながら日本はクロアチアに接戦の末破れベスト16敗退となりました。しかし、世界の強豪相手によく戦ったと思います。また4年後、楽しみで仕方ありません。)
家系ラーメンって?
※興味のない人は次の見出しまで飛ばしてください
話は1970年代にまで遡ります。
あんま遡ってないですね。なんでもありません。
横浜家系ラーメンというくらいですから、もちろん舞台は当時の横浜です。
当時から横浜には豚骨醤油スープのクリーミーなスープに太麺が特徴のラーメン屋が多くありました。
北海道や東北には味噌ラーメンが多い的なテンション感だと思います。
これらのお店に、〇〇家という名前のものがすごく多かったことから、ここからもじって”家”系ラーメン、はたまた発祥の地を付けて横浜家系ラーメンと呼ぶようになったのだとか。
今回紹介する店はこの規則から外れはしますが、有名なチェーン店なんかはこれに則ってるものが多いですね。壱角家だとか一蓮家だとか。
僕の地元にも(市の名前)+家という店があり、家系ラーメンと言うだけあって現代でも〇〇家が多いっぽいですね。
二郎系ラーメンと名前の由来で違うところは、あちらはラーメン二郎という本家本元があり、そこからインスパイアされた似た系統のラーメンですが、対象的に家系ラーメンはこの店発祥!!!というのがある訳でなく当時のそのあたりにあった店郡から名前が来ているということです。
二郎系と同じく、家系にも共通した特徴があります。
それは、先程も話しましたが、豚骨醤油ベースのクリーミーさのある濃厚なスープに、よく絡む太麺が合わせられていることです。
トッピングにのりと卵、チャーシューがあることも多いですし、油の量、麺の硬さ、スープの濃さなどを調節できることも多いですね。
訪れたのは 〜麺屋紫極〜
今回訪れたのはさいたま新都心駅からそこそこ(10分以上くらい?)歩く『麺屋 紫極』というお店。
初見だと、ほんとにこの先にうまいラーメン屋があるのか…?という程度には駅から歩きます。しかもけっこう突然現れるのでGoogleMapはあったほうがいいでしょう。
平日のお昼時に行くと、かなり並んでいることが多いです。
サラリーマンの男性がメインな印象ですが、この前は2限の授業をすっぽかして平日の11時台に行ったにも関わらず、店外まで並んでいました。
Googleの口コミも非常によいですし、人気のラーメン屋なんでしょうか。
メニューは家系ラーメンにレパートリーが色々あり、プレーンな家系ラーメン、ネギラーメン、キャベツ入のラーメン、全部入りラーメン、チャーシュー丼、などラーメン屋っぽいものは大体あります。
味の好みも、麺の硬さ(硬、普、柔)、味の濃さ(濃、普、薄)、油の量(多、普、少)が自由に選べます。
最初は無理せず全部普通と言うのがいいと思いますが、慣れてきたら濃いめ硬め多めとリズミカルに言えると玄人っぽいですね。
筆者はもちろん濃いめ硬め多めを注文。
ランチの時間帯ならライス無料で、学生なら、学生証があればいつでもライス無料だったと思います。お腹を満たしやすいですし〆にスープをかけて食べるとおいしいです。
店内は音楽がかかっていますがうるさくはありません。水は冷えていておいしいです。店員さんもそこまで気張った感じではなく二郎に比べると居心地は良いです。
食券を先に買ってから並びます。
さて、長い待ち時間を経て、席についてからラーメンにありつきます。
いただきま〜す!!

筆者は毎回毎回全部入りラーメンを注文しています。
トッピングはチャーシューと海苔が増やされていて、味卵も入っており、特徴的なのはキャベツとネギがパンッッッッパンに入っています。
二郎系ラーメンでいうヤサイの枠ぐらい入っていて、他ではあまり見かけませんね。筆者の衰えた胃袋ではもう全部入りラーメンの並盛りとチャーシュー丼セットは食べきれませんでした。(結果論)
さっそく、いただきます。
…
あぁ〜〜〜〜…うめぇ。
うますぎる。
やっぱりね、家系ラーメンは犯罪級においしい。
も〜ね、それに尽きます。
クセのありすぎない豚骨醤油のクリーミーな味付けに、犯罪的な量の油、それらをまとめ上げる太麺…最高です。
特に全部入りラーメンはトッピングのネギとキャベツをひたひたにして食べてもスープが負けていません。むしろ圧勝してます。
食べたことがない、味のイメージをしにくいという人はぜひ時間のあるときにここに来てみてください。遠いよ!!という人は近くにあるチェーン店でもいいと思います。
麺とトッピングを食べきってもスープが美味しすぎるのでレンゲが止まりません。時々水が欲しくなるのでウォーターサーバーの水がキンキンなのはありがたすぎる。
ここまで濃いと〆のライスにかけても存在感を発揮しそうです。
やっぱこのラーメンのためだけに電車に乗ってきた甲斐がありました。また来たいと思えます。
余談ですが、今回一緒に来た友人は美味しい醤油ラーメンが食べたい!と言っていたので連れてきました。店を出た直後に、次は味濃いめ麺硬めで頼むわ…と言っていました。見事に沼に嵌ってくれましたね、家系ラーメンの世界にようこそ。

余談
以前、地元の相部屋の宿舎に泊まったときに、横須賀基地に居るというアメリカ人と出会いました。
名をAndyと言います(実名)。南部の方出身であるらしい彼ですが、ラーメンとか好きなの?って聞いたら好きって答えた後に、彼の中のラーメン=家系ラーメンであることがわかりました。
家系ラーメンはめちゃくちゃ歴史があるというわけではなさそうですが、やはり横浜、もとい神奈川エリアだと凄い有名なんでしょうね。
結局その時は鳥ベーススープのラーメンを食べましたが、また今度改めて家系ラーメン食べに行こ〜と思いました。
彼は元気にしてますかね〜。まあ腕っぷしは僕より余程強そうだったので大丈夫でしょう。(適当)
おまとめ
いかがだったでしょうか。
今回は家系ラーメンのイデア界とオススメのお店を紹介していきました。
食べたことないよ!っていう人はぜひ食べることをオススメします。食べないままに死ぬのは損だと思います。
最近ではチェーン店も増えているので以前よりもありつきやすいですし、そこまで格式高いわけでもありません。しょせんラーメン屋ですからね。
ぜひ皆さんにも家系ラーメンのおいしさを知ってほしいです。
以上、ラーメン大好き板山でした。
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