【温泉旅行記】日帰り旅行詰め合わせー松島・鬼怒川・銀山ー

旅行記

おはようございます、こんにちは、こんばんは。
shakeです。ご無沙汰しております。下呂の旅行記から4ヶ月も過ぎてしまいました。

今回は松島、鬼怒川、銀山の三湯です。題の通り、日帰りでお邪魔した温泉街です。

時間がない?じゃあ日帰り日帰り!!ということで、温泉や食を楽しみつつ、お財布に優しい?そんな旅行が日帰りならできちゃう。ちょっと物足りないこともあるかもだけど、時間密度高くしっかり味わう旅行ができます。

松島温泉

あけましておめでとうございます、そんなときに行きました。1月3日、わたくしお得意の深夜バスで仙台まで向かいます。正月シーズンなのもあって高かったけど、3列独立なので許す。一応成人式に出るための帰省を兼ねていたりします。

朝の松島さんぽ

深夜バスの移動、東京から仙台なんて一瞬なんで5時とかには着いちゃうんですね…早すぎる。マックとかで時間をつぶすもまあありだけどせっかく仙台まで来たしなあ、早めに現地に行くのもありでしょう。仙石線にゆらりゆられて行きます。
そういえば松島って何があるんですか?圧倒的ノープラン具合です。遊覧船とか予約してみますか。始発の10時のでいいでしょう、予約!その他はまあぶらり散歩して決めましょうか。

内陸の仙台駅から沿岸部に向かっていくと途中塩釜のあたりでドアが開くと、さぶい!!!
いや、流石に1月の東北寒いしちょっと吹雪いてます。ちょっとなめてたんで手袋とかないですが。うーん、ちょっと先行きが怪しくなってきましたが大丈夫でしょうか。

一抹の不安を抱えつつ着きました、松島海岸。

きれいで、立派な駅舎ですね…うーんきれいなのは震災の影響と思うと手放しに喜べたものではないですが…
気を取り直して現在時刻は8時。遊覧船が10時なのを考えると結構あるな。
温泉街とかそういう観光地って「散歩」がとってもいい感じです。車とかだと立ち止まって見れない景色とか匂いとかそういうのを感じれてとってもいいです。ということで散歩に繰り出します。寒いけど。吹雪いてるけど。

この橋は雄島のものです。松島発祥の地とかなんとか。芭蕉も歩いたとか。
日本三景なだけあって本当に美しかった…。寒かったけど朝に歩いて正解だったな…冬の澄んだ空気に太陽が映えます。
ここから一時間半くらい歩いたんだけどまあ写真じゃ景色が伝わらないし、ぜひ歩いてください、松島。(最後に写真詰め合わせコーナーでも作るか…)

遊覧船で

さて、早朝に予約した遊覧船のお時間です。

おおー、結構できたばかりの船らしくて超キレイです。ぴかぴか。
案内とともに多分ディーゼルの音を響かせて松島遊覧です。

一番の見所はこの岩かな。仁王島。自然の力でこんな変な岩ができるみたいです。神々しい感じ。
いい景色見ながら船に揺られてうつらうつらする幸せ。

めいげつじゃなくて

遊覧船のお時間も終わりました。贅沢な時間ですねほんとに。
松島はなんで来たかと申しますとまあ名月ちゃん拝むためですね。そりゃもちろん。

正月に始まったばかりの御泉印も頂いて、他にも色々頂いたのでぽか的にも満足です。

その後はまたくるくる松島を歩いて足湯したり、牡蠣丼食べてみたり。まだ14時くらいだけど、実家にも帰らないといけないので本日はここにて離脱。駅から海を拝みまして、帰ります。

鬼怒川温泉

つづいて鬼怒川。大学のキャンパスが変わるのでそのための引っ越しを目前に控えた2月上旬に行きました。なんでこんなに予定をガン詰めにするんですか?
朝から電車に揺られてまずは鬼怒川の近くの景勝地、龍王峡を目指します。相変わらず私が旅行するときは快晴で非常にうれしい。

ここは下今市駅での一コマ。

龍王峡とおだんご

まあまあ山の中を電車に揺られて新藤原駅に到着です。本当は龍王峡駅に行きたいところではあるんだけど、乗り継ぎがめっちゃ悪かったので新藤原から歩きます。いっつも歩いてるなこいつ…

2月も上旬、関東に生きてると忘れるけど山の方では雪が結構残ってます。まあ歩道に残ってるくらいで全然歩けるは歩けるけれども。

30分くらいか歩いて着きました。龍王峡です。うきうきで山道に入ると階段がバッキバキ…スニーカーで来るところじゃなかったなこれ。

なんとかメインと思われるところまで降りてきました。
おおおおおーーーー、これは。へっぴり腰で降りてきた甲斐があります。

やっぱり写真むずかしい…。この迫力と空気感は行かないとわからない…。冷えるけど澄んだ空気と橋の上からのこの景色。来てよかった。バッキバキに凍った橋の上で街歩きスニーカーの男が一人感傷に浸っていたわけです。
まだ凍ってなさそうなルートを選んで山道を歩いてーー。1時間くらいへっぴり腰で散歩しました。楽しい。

戻ってきて龍王峡駅前。まだ鬼怒川温泉への電車までちょいと時間があります。どーしよっかな。ウロウロしてたら売店のおばちゃんと目があって、中でちょっとお茶をいただくことになりました。

柚子味噌団子と味噌田楽です。いやーーーーあったかっくておいしい…。甘さとしょっぱさといい塩梅。龍王峡を練り歩いていた疲れとか移動の疲れとかはなくなりましたね。ほんとにおいしい。お土産のお菓子まで頂いてしまいました。
旅行の一期一会でこういうのがあると心がぽかぽかします。

岩の公園・龍王峡 【滝見茶屋】 (takimichaya.com)

ここです。龍王峡に行った際にはぜひ。

あゝ鬼怒川。

温まったところで本題の鬼怒川温泉に向かいます。Suicaは使えないので、紙の切符を買います。切符と言っても感熱紙に龍王峡→鬼怒川温泉と発行日時が書かれた簡素な感じ。JRとかの切符とはちょっと違う感じで拍子抜けではあったけどローカル線のこういうのもいいね。

これは特急リバティー浅草行き。ほんとは特急列車だけここを含む特定の区間だけ乗車券だけで乗れます。新藤原で行き違い待ちを挟んで快適な移動です。
新藤原を出ると窓に鬼怒川の街が見えます。

……廃墟。。。

知ってはいたんだけど思ったより…。絵に書いたような廃墟。ホテルの看板は昭和感あふれるフォント。でも文字が欠けていたり、窓が割れていたり、蔦が伸び切って、煤けてる。
後ろの席の女性の会話がチラリと聞こえてきました。

「ここにも人の生活があったんだね…」
「切ないね…」

盛者必衰、、、なのかいやちょっと私ごときでは何も言えない。

ーーー

気を取り直しまして、鬼怒川温泉駅到着です。

駅舎も駅前もとても綺麗で立派。先のを忘れさせるくらい。
さっきのお餅とかでお腹はまあまあ満足しているし、また例によってお散歩しますか。

ふらふらと温泉街歩くのいいね。青空に川とホテルがいい感じ。鬼怒川に架かる大きな橋を渡って鬼怒川を一周しました。雪が残ってるので歩くのは苦労しました…。なぜスニーカーで来てしまったのか…。

ご飯とおやつ

散歩でお腹も空いてきたのでご飯と行きましょう。
このご飯探し、体感5時間位かかりました。5時間は冗談にしても優柔不断、よくありません。いや、いつになっても個人商店に入るの気を使うんだよね…、

で、平日旅行特有の休業と戦いつつ、今回はこんなのをいただきました。

ゆば丼です。日光とセットでいくような温泉ですから、日光名物もあるわけです。普通で美味しい。

あと、おやつのプリン。温泉街、プリン売りがち。道後も下呂もそうでした。どこも個性あって美味しいんですよね。道後はみかんを全面に出して、下呂はレトロな固めプリン、ここはなめらかなプリンでした。温泉地プリン評論家になろうかな。

しかして、お腹いっぱい。では、日向氏に会いに行きますか!

鬼怒川温泉、松島と同様御泉印をいただけます。ただ、それがホテル内なんですよね。観光案内所でもいただけたようなきがするけど、デザイン的にホテルの物をいただきたかった。宿泊しないホテルに凸るの小心者には厳しいが、意を決していきます。

写真とかはないんですけど御泉印無事にいただけました。缶バッチもいただけました。SD日向氏かわゆい。そのホテルで日帰り温泉でも頂こうかと思ったけど時間的に早すぎたらしい。ダメでした。残念。
温泉に浸からずに帰るわけにも行かないので外湯を探すと鬼怒川公園駅付近にあるみたいです。鬼怒川温泉から一駅。次の目標地点はそこかな。電車はわりと行ったばっかり。どうしよう。(そういえばお昼ごはん優柔不断時間に美味しそうなカフェがあったな、そこで待とう!)

こんな感じの小洒落たカフェ有馬でも入ったな…。小洒落た店に冴えない男が一人…。まあでも甘いものは正義、Justiceなのです!ふわっとしたパンケーキとコーヒーは馬鹿舌にはわからないけどふつうに美味しい。大好きなコ○ダと張れる。美味し。うまうまとゆっくりしてたら意外といい時間です。温泉に浸かって帰らなきゃ。明日も予定が…。

かっぽーん

鬼怒川温泉駅、こんな車両が

SL牽引するやつ?それとも単に大樹という観光列車はSL以外にも存在してるんですか?鉄道は好きだけどにわかなのでなんともだけど、かっこいいのでヨシ!

鬼怒川公園駅に移動するのに乗ったのは奥の方。昔は新しい電車が好きだったけど、最近はちょっとレトロな感じのもすこです。

本題は温泉ですね。今回は鬼怒川公園岩風呂に入りました。

ここ、室内も何種類か釜がある上に、露天風呂までしっかりついてて外湯にしては豪勢です。冬の空の下温泉に浸かるのもオツなもんですね。

岩風呂と反対方向にある橋から

鬼怒川温泉、お散歩メインみたいな感じでしたが突発的な日帰りとしてはとっても満足度高いです。龍王峡周りがとっても良かった。温泉街も時間の流れがゆったりしていた気がします。
一ぽかとしてはもっともっと元気な鬼怒川も見てみたい所存です。

銀山温泉

春休みに入り、引っ越しとか諸々を終えて一週間余裕のある週ができました。このことを見越してJALの学生カードを作ってスカイメイトを使えるようにしておきました。スカイメイトとはJALの当日券学割のことです。めっちゃ安いです。
このスカイメイト、羽田山形便がめっちゃ安いんです。片道5000円弱。安い!!!これもあって山形の温泉を目指すことにしました。山形空港から近くて~いい温泉どこだろう。これで白羽の矢が立ったのが銀山でした。2月下旬ですし、きっと雪が映えるでしょう。

快晴の羽田、雪国の山形

羽田はかなり朝早い便です。快晴の中日本の心臓を飛び出します。

山形空港超近いので一瞬で着きます。徐々に降下して、ああ見えてきました。

やー真っ白。雪国ですねぇ。そろそろ着陸のアナウンスがかかります。ああ、こんなに雪が積もってるならきっとドスンって着陸やろなー、と思っていたらまさにドン、と芯にくる着陸でした。心の準備してなかったらちょっと怖かったかも。スリップすることもなくナイスランディングでした。

乗り継ぎがだいぶ悪いけど1時間位待ってから銀山温泉へのシャトルバスに乗り込みます。

大正の街並みと雪

まっっっっっっしろな雪の中を2時間弱くらい。うとうとしてたら着きました。バスから出た途端すっ転びそうになりました。めっちゃ積もってるな。ちなみに、鬼怒川に引き続きスニーカーで来てしまいましたが、まじで真っ白です。大丈夫かこれ。

バス停が温泉街からちょっと登ったところにあるのでおります。よちよち降りていきます。むーん、とっても滑稽な態勢になってそう。

滑稽なままメインストリートまで降りてきました。

おおおーー。やっぱり有名なところの景色は声が漏れてしまう。晴れている旅行が好きだけどここは雪が映えますね。なんかいい語彙ないかな。ないです、つらい。

まずどこ行こうか。

てくてく銀山

川沿いを行きます。奥に行くに連れてだんだん風情というか、建物の感じがきれいなんだけど現代的ではない。今回は日帰りだけど、宿泊もしてみたい。

ちょっと奥まで歩いてきました。これは疎水坑道。更に奥には行けない感じだったのでここまでだけど、こんなところもあります。

この坑道より奥の道もあるらしいんだけど雪が深すぎて行けません。普通に2mちょいくらい積もってたと思う。身長より髙い雪見るのは初めてでなんか圧巻。
実は銀山温泉行きが深すぎてHPにこんな感じの警告が。

こわ。温泉街はそうでもなかったけど、バス停より上はやばいのかも。
ちょっとフラリとしてたら小腹が空きました。寒いし温かいものが食べたい。

てなわけで厚揚げーーーー!ちょっと戻ったところにあるお豆腐屋さんの厚揚げです、外側はさっくりしつつ、中の豆腐もちゃんとうまい。外観も相まっていい感じ。

意外と銀山に着いた時間が早くて、ごはん処とか開いていません。あと雪が深すぎて街が狭い…。いったん、温泉いただきますか。
今回は外湯、しろがねの湯です。よくある公共浴場。時間が早いのもあって貸し切りでした。ちょっとアルカリよりのちょっと入っただけで「我、温泉ぞ」と訴えかけてくるいい湯でした。こういうわかりやすい温泉すこです。

やっぱりごはん、そして酒

温泉も頂いて目をつけていたごはん処の開店時間になりました。今回は豪勢に行きます。

そして、鬼怒川のときはまだ19歳だった私ですが、2月で20を迎えました。そう、お酒が飲めるんです!これまで温泉街の地酒ずっと我慢してましたから、これはうれしい。ということでまだ昼ですが日本酒頂きます。

うーん野菜はいい感じに蒸してあって柔らかくて、角煮もほろっととろっと。モツもしっかり味があって歯ごたえがあって美味しい。そしてお酒もいいね。ちょっと甘めな日本酒でした。
ごちそうさまでした。


なんでこのお店にしたかと言われますと、入り口にいたからですね。小雪さんが。

好きな絵師さんのキャラデザなのもあってとってもかわいい。かわいくない?かわいい。小雪さん所属のRush Starもそうだし、我らがSPRiNGSもそうだし、日向氏のAKATSUKIもそうだし、早くライブやってください。お願いします。

この後も結構くるくるしてたんだけどやっぱり雪なのもあって見るところが限られます。平日なのもあってやってない店もあるし、だいぶ見切ったかな。空港行きバスまではまだまだ時間があります。どないしよう。ふらふらしてたら雪が収まって太陽が出てきました。

これは…。これが見れただけでも来た価値十分。夏に来てもまた違う姿で良さそうだなぁと照らされた雪化粧の銀山をみてまた改めて。

こんな写真を撮ったりふらついてたらいい感じのカフェを見つけました。ここでバスを待たせてもらいましょう。

黒蜜そばソフトとそば焼酎…。蕎麦三昧。焼酎、今になっては大好きなお酒だけど、このとき初めて飲んだかも。完全にロック派だけどこれはお湯割りです。程よくお酒でふわっとしてきていい気持ちです。そばソフト、これ普通に飯が食べられるくらいのいい値段します。当然のうまさ。振ってある実がつぶつぶしてて飽きない食感してます。

落ち着かない帰り道

バスのいい時間になったので帰ります。飛行機に乗れないと洒落になりません。ただスカイメイト、その当日、4時間前から空港でのみ発券可能という仕様上乗れない可能性が出てくるんですよね。怖い。バスの中でJALの空席照会をずっと更新しながらビクビクしてました。

そういえば銀山、めっちゃ外国人が多い。多分台湾からかな。街もバスもめっちゃ賑わってました。賑わっているのは嬉しいですねやっぱり。

バスは予定通り空港につきました。ダッシュでスカイメイトを発券します。取れました。良かった良かった。
券は取れたものの飛行機がめっちゃ遅延してます。

疲れたのではよ帰りたいけどな。飛行機は超安全第一ですししゃあないか。のんびり帰りましょう。
変更時間通りに案内されました。飛行機は遅延後の時間を明記してくれてありがたいですね。
あと山形、JALのお得意様修行の格好の路線になっているらしく、この飛行機から降りてUターンしていく人が結構いました。すごい。

翼の雪をしっかり溶かしていざ帰還。東京は温かいといいな。

<あとがき>

松島、鬼怒川、銀山の日帰り旅行の三本をお送りしました。
久々に文章書いたし、鬼怒川、銀山は2月、松島に至っては正月の旅行です。今4月は下旬ですよ???文章の質はよくわからないし、体験の記憶も薄れちゃってます。記憶も文章力も衰えないうちに早く書かないと…。時間見つけてまた旅行記とか書きたいですね。まだまだネタは尽きません。大分とか、熊本とか、箱根とか。

ともかく、ここまで読んでくれた方ありがとうございます。文章も写真ももっと気を使った生な旅行記を目指して精進します。

コメント

タイトルとURLをコピーしました