おはようございます、こんにちは、こんばんは。
shakeです。
ずっと卒論に追われておりまして、ようやく一段落したので卒論をともにしたキーボードの使用レポートでも書いてみようと思います。初めて2万円クラスの高級キーボードを買いました。2ヶ月間、卒論2万字と仕事でまあまあ使ってきた後でのレビューです。 アフィリエイトとか一切ないので本当に個人の感想ですが、購入しようか迷っている方への参考になればと思います。K3のレビューはよく見かけるけどK13はあまり見ないしね。ほぼほぼ一緒ではあるけども。

なんで買ったの?
なぜこのキーボードを買うに至ったかというと、K13Maxが以下の条件を満たすほぼ唯一のキーボードだったからです。以下を求めている人はあとは読まずにもう買っていいと思います。
- ロープロファイルメカニカルキーボードであること
- テンキー付きであること
- JIS配列があること
- 持ち運びに耐えるサイズ感、重量感であること
通常のメカニカルはストロークが深く(当たり前)、ノーパソとかの薄い打鍵感が好きな私には馴染みませんでした。Magic Keyboardは薄くて良かったですが、少し薄すぎて打ちづらさがありました。そこで見つけてきたのがこの子なわけです。ヨドバシで試しに打ってみたところかこかことした打鍵感がかなり手に馴染み、1.8万という価格ではありましたが、頑張って買いました。卒論のやる気も上げないといけなかったので。
今回買ったのは赤軸、ホワイトバックライトモデルです。RGBバックライトモデルにすると4000円値段が上がり、ホットスワップにも対応するようになります。ホワイトバックライトモデルはホットスワップ非対応です。
大きさ感
では、ちょっとレビューっぽいことをしていきます。まずは大きさ感から。

家にあったキーボードを並べてみました(雑)。K13すごくないですか?テンキー付きで80%キーボードより一回り小さいです。厚みこそMagic Keyboardのほうが薄いですが、ロープロファイルなだけあってK13Maxもなかなかに薄いです。重さもiPad程度で持ち歩くのに現実的です。実際ビジネスリュックに入れて持ち運んでいますが、余裕を持って持ち運べています。13インチのノートPCよりちょっと長いくらいで、PCのケースの中に一緒に突っ込んでいます。
接続方式とキーコンフィグ
私が買ったのはK13Maxなので、有線接続、Bluetooth、2.4GHzドングルで機器に接続できます。接続方式の切り替えは本体上面のスイッチを切り替えるだけで簡単です。有線の場合はスイッチを中央に、ドングルの場合はGに、Bluetoothの場合はBTに切り替えます。

Bluetoothの接続速度ですが、かなり速いです。前回使用した機器ならスイッチをBTに入れた瞬間に繋がります。さらにBluetoothのペアリングは3台まで記憶させることができ、fnと数字キーを押すと接続を切り替えられます。1、2、3キー(テンキーでない)に1台づつ機器を覚えさせておくイメージです。この切り替えもかなり速い印象です。K3のレビューでBluetoothのスリープからの起動速度に不満を覚えている方を見かけたことがありますが、K13Maxに関しては全く気になりません。
バッテリー持ちに関してもかなり良いと感じています。私はメインPCにBluetooth接続で、研究室と職場でドングル接続で使っていますが、2ヶ月ほぼ充電していません。たまにキーコンフィグをいじるために有線で接続することがありましたが、充電といえばこの程度です。持ち歩く際には電源OFFの意味合いでスイッチをCableに合わせて持ち運んでいます。これが結構効くかもわかりません。もっと長期間使えば気になり出すかもしれませんが、2ヶ月使って気にならなかったのは事実です。
K13Maxはブラウザ上でキーコンフィグをいじくる事もできます。本体に保存され、あらゆるデバイスでキーコンフィグを共有化出来ます。マクロを組むなど、かなりいろいろなことが出来ます。私はJIS配列を購入していますが、バックスペースはUS配列の大きさにしたかったのでバックスペース周辺をちょっといじっています。キーコンフィグを変えるときに所望のキーを探すのが結構大変です。検索機能欲しい。
レイヤーは4層ありますが、この仕様がちょっと特殊です(私が多レイヤーキーボード初心者なので普通のことかも)。fnキー等指定したキーの長押しでレイヤーを切り替えられるのは普通ですが、上部のスイッチでもレイヤーが変わります。今はスイッチをWinにしているので、メインレイヤーが2になっています(星がついている)。これをMacの方に切り替えるとレイヤー0がメインとなります。多OSを使っている方にとってはかなりありがたい機能かと思います。私はWin11とiPadで使い分けています。

ここで少し難点を。
キーコンフィグが本体に保存される本機ですが、何もしていないのにたまに初期化されることがあります。もしかしたら説明書をちゃんと読めば初期化方法があり、それを踏んでしまっただけかもしれませんが、カバンから出したときにたまに初期化されている時があって萎えます。キーコンフィグをjsonで書き出しておけるので、一度使って保存しておけば戻すのはそこまで手間ではありません。
打鍵感
キーボードで一番大事なところだと思いますし、一番好みが出るところだと思います。基本的には量販店で試し打ちしていただきたいところです。
個人的には赤軸にリニアな打ち心地がかなり気に入っています。ロープロファイル特有の浅めのキーストロークでノートPCに慣れていた私にとっても違和感なく使えました。あまり話題になっているのを見ませんが、K13の最上位Maxモデルのみ吸音フォームが入っていいてこれも打鍵感にいい影響を及ぼしているように感じます。スイッチ感もありながら静電容量無接点方式っぽいようなスコスコ感も奥に秘めています。この吸音材のおかげもあってか、研究室や職場でも使えるくらいには静音性もあります。流石にメンブレンと比較すると結構音が出るので図書館のオープンスペースとかだと厳しいかもしれませんが。

最後に
このKeychron K13Max、総じてかなりよいです。JIS配列のテンキー付きロープロファイルというニッチな需要を満たしてくれていてKeychronには感謝です。K13に慣れたあと、研究室で以前使っていたメンブレンを使ったらぶよぶよ過ぎてえぇってなるくらいには打鍵感も良好です。
稀にキーコンフィグがリセットされるということを除けば、Bluetooth接続の速さ、接続切り替えの容易さ、バッテリー持ちなど機能性も文句がありません。
2万円という予算があれば十分選択肢になると思います。
多く語れませんでしたが、Keychron K13Maxのレビューをお送りしました。
キーボード選びの参考になれば幸いです。
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