【温泉旅行記】越後湯沢・松之山編

旅行記

おはようございます、こんにちは、こんばんは。

shakeです。今回は新潟旅行の回です。期待をいい意味で大きく裏切ってきました、新潟。
すごい良かった。なんで良かったかうーん。全体的に密度が高かったからかな。

密度が高い旅行って満足感高くなるよね。

プロローグ

1/4の行き先

2023年夏休み、私はインターンとか諸々でバタバタとした日々を送っておりました。旅行してる暇なんてありませんでした。
そんな夏休み末、ギリギリ3日くらいフリーな日ができました。さて、どこに行きましょうか。予定が開けば息をするように旅行に行きます。

そういえば、だいぶ前にマイナポイントのキャンペーンでもらった15000JREポイントが残ってます。じゃあ6000ポイント使ってどこかにビューーン!でもしてみますか。

どこかにビューーン!とは:「どこかにビューーン!」 は、お客さまがお持ちの JRE POINT を使って、JR 東日本がおススメす る4つの行き先候補駅(新幹線停車駅)の中から、どこか 1 つの駅へランダムにご旅行いただける サービスです。(JR東日本グループニュースより)

はい。4駅の抽選は70回/日できる(らしい)のですが一番いい引きだったこれで申し込みました。いや、これベストチョイスでしょう。最大。
これ申し込んだ当時は盛岡か大曲引いて田沢湖行くか、新青森引いて浅虫行くかっていう妄想してました。越後湯沢でも良かったけど距離的にね…遠いほうが嬉しいじゃん。

なんだかんだどれ当たってもあたりみたいのなところあるので結構はじめの1/4の時点でどこでもいいみたいなところありますね。安中榛名とかになったら目も当てられないんで。いやこれは本当に安中市と榛名市に謝った方がいい。いやすみません、ごめんなさい。でも安中榛名ってなにがarunde….

で。申込みから数日後。

えちごゆざわー。
決まりました。ホテルも決めましょう。移動費は実質ただなのでホテル代は奮発します。
どんなのにしたのかはあとからのお楽しみということでここでは伏せます。

幾多のトンネルを超えて

さて、9月19日いざ出発のときです。

東京は晴れですが、越後湯沢はどうでしょう。往復新幹線な旅行って初めてなんでワクワクしてます。バスか飛行機ばかりなもので…。東京駅の新幹線ホームってやっぱりすべての旅の起点感があって好きです。

高崎から先、大量のトンネルを抜けていきます。山があれば迂回していたいつぞやの時代の人がこれを見たら卒倒しそう。山々を貫いて新潟に向かう上越新幹線。トンネルとトンネルの合間、日が差したところで越後湯沢駅到着です。晴れてる!

the地方の新幹線駅な感じ。駅舎内はめっちゃ広いけど、人はまばら。まあスキーシーズンでもないし、平日だし、人は少ないわな。
ではまずは湯沢高原に向かいます。ああそう、今回は保養のためにのんびりしようと思ってきました。いつもはギッチギチに旅程詰めて歩き回ってるからね。今回はゆっくりのんびりしよう。

越後湯沢をのぼっておりてかきわけて

でっかい箱で

さて、早速ですが湯沢高原に向かいます。

こんな道を通って、湯沢高原ロープウェイ乗り場に向かいます。思ったより遠い。とことこします。
そしてロープウェイ乗り場はこちら。

ちょっと建物とかは木で隠れちゃったりしてうまく取れなかったのでこれで勘弁してください。
まあまあロープウェイ乗り場のお話はここらにして早速登っていきましょう。

デカくない?めっちゃでかいんだけど。写真じゃ伝わらない感じもあるけどこれ1箱に200人くらい乗れるらしい。私が乗ったときは結構朝早かったのであんまり人が乗っていませんでしたが、このあとあとの便は結構ぎゅうぎゅうに乗ってました。私が乗ったの何時だっけ。えーっとGoogleフォトで撮った時間は…10時ですね。10時の便です!空いてました!!!
こういうことになるから早く旅行記を書けと。

大きい割に結構揺れる。まあロープウェイだからしょうがないけども。
お隣のロープウェイとすれ違ったところでふと後ろを振り返ってみます。

すげーーー…。これどこビュンの写真と同じ構図じゃね。これちゃんと私が撮った写真ですからね!生で見れて感動。

ここはアルプス?

ゆらりゆられて、いい景色も見れて、登ってまいりました。湯沢高原に来ようとは思ってはいたけどどう回るかは何も決めてません。シャトルバスが出てたのでとりあえず乗ってみます。どこに行くんですか?
どうやらロープウェイ発着のところからちょっと登ったところのレストラン的な?施設があるところまで行ってくれるみたいです。

レトロな三菱のバスで登ってきました。
めっちゃ映えるなぁ。ちょっとレトロなバスと山と青空が美しい。まじで景色がいい。ここ日本か?ちょっと疑う。スイスとかあっちの方みたいな。
そもそも越後湯沢ってスキーが有名な場所なこともあってこの時期は穴場感あります。青々とした山と高原植物がめっちゃいい。私は運動無理なのでスキーとかしませんが、スキーのときはスキーのときで白銀世界が美しそう。

レストラン的なところから、ちょっと登った高台から湯沢の街を見てみます。

超良くない??いずみんもニッコリです。
やっぱり湯沢、山に囲まれてるんだな。緑に囲まれているところいいですね。

ここから今度はリフトに乗って園内をちょっと降りていきます。園内移動のために無料で稼働しててくれています。こんな感じ。

リフトに乗る機会なんてほとんどないのでマジで怖かった。この写真は一眼レフで撮ったやつだけど、左手でバーをがっちり握りながら右手で頑張ってシャッターを切りました。
これを下った先は何があるんだろうか。リフトの周りは木で覆われていて先が見えないのでドキドキしながら。このドキドキは本当に先の景色を楽しみにしているドキドキなのか、ビビってるだけなのかわからないけど。

5分くらい揺られて、スタっと。降り立ちました。

尾瀬行ったことないけど、ミニ尾瀬みたいな感じかな。トンボがいっぱい舞っています。ギンヤンマとか本当に久しぶりに見ました。小さい頃はこういう山道ハイキングコースとか家族で行ったりしていましたね。懐かしい。そういうのを思いだしたりしました。水はきれいだし、花々もきれいに咲いています。こういうところ、なくならないでほしいな。

木で舗装された道を行くと山小屋的なところがありました。旅行記で割愛しまくってる間に遊歩道歩いてみたりリフトで降りたところをもっかい登ってまたリフトで下りてみたり。結構動き回って疲れたのでこの山小屋で小休憩としましょう。

お肉と日本酒を頂きます。昼12時。真っ昼間から飲みます。

この日本酒甘くね?おいしい。この景色の中だからかもしれないけどより一層美味しい。新潟日本酒美味しいっていうからな。普段はあまり日本酒飲まないけどこれはとっても飲みやすくて美味しかった。鶏肉はこの見た目で美味しくなかったら詐欺です。美味しくないわけがありません。
ちょうどご飯しているときにザーッと雨が降ってきました。タイミングよくて助かった。
1時間位のんびり雨の音聞きながらボーッとしてました。こうあんまり時間に追われない旅行久しぶりでなんか新鮮。森の中で深呼吸。

雨もやんでとことこロープウェイ乗り場まで戻ってきました。高原を堪能したところでそろそろ湯沢の地上に戻って見るところみに行きますか。

越後湯沢の奥の方

またクソデカロープウェイに乗って街まで戻ってきました。時間的に結構な人と入れ違う感じでした。空いてる時間で良かった。
さて温泉地に来たら私が絶対に行くところ、神社にお参りに行きます。
グーグルくんによると越後湯沢駅より更に奥の方に神社があるみたいなので行ってみます。マップ上だと道から外れたところにあってこれどこやねんってなりつつロープウェイ乗り場からまた20分くらい歩いて迷いつつも無事たどり着きました。

立派な神社。想像よりもだいぶ大きい。境内も広くて、鬼?みたいなやつの石像もあります。それはちょっと怖かったので写真は撮りませんでしたが…。

「この旅行もいいものになりますように…」

私、旅行に来るたびに可能な限り神社に来るようにしています。これも温泉むすめの影響があります。温泉むすめって温泉地の神様見習いなんですが、その能力として鳥居を使ってワープできる、みたいなのがあるんです。温泉むすめたちがそれぞれの温泉に遊びに行くときにこれを使うみたい。それにあやかって私も神社に参るわけです。これまた高尚な理由じゃないので神様に怒られそうですが、許してください。

さて、お参りも済んだところでここから更に足を伸ばしてガーラ湯沢駅に行きます。
ガーラ湯沢駅。上越新幹線の越後湯沢駅から分岐した所にある冬季限定の駅です。半袖で活動できるような今日は稼働してません。

ガーラ湯沢駅、JR東日本がウィンタースポーツ需要を拾うために作ったスキー場直結の駅です。
別にスキーをするわけでもないので行く必要はないっちゃないんですが、小さい頃に鉄道の写真集で見たガーラ湯沢駅の駅舎が印象に残っていてちょっと見たかったので。

写真でみたガーラ湯沢駅とほぼ一致してます。感動。強いていうとGAのAの上の部分が剥げてるのがちょっと違うくらいか。小さい頃に見たってのがもしかしたら10年以上前な可能性すらあるのでそれ思えば白が白できれいで大きな駅でした。

越後湯沢の奥の方で来たいところは来れたので、とりあえず越後湯沢駅に戻りますか。
電車通ってれば越後湯沢まで電車で戻りたかったんですが、ないので歩いて戻ります。30分ちょいくらいだったかな。

途中で雨に降られてしましました。結構ザーザー。途中の足湯とかも気になったけどたまらずそそくさと駅に戻ってきました。

秘境駅から

越後湯沢駅に戻ってきて次は何しましょうか。うーむ。
思ったより時間が残っているので上越線の例の橋まで行ってみますか。例の橋とは毛渡沢橋梁のことです。毛渡沢にかかるレンガ造りの上越線の橋です。かなりアクセスが悪くて車前提みたいな場所にありますが、カーシェアとか便利なものはないので電車で行きます。ちょうどいい時間に電車もあるし、天気も回復してきたので行ってみましょう。

切符を買って、えーと改札はこの奥かな。新幹線の自動改札の脇に在来線用の通路があったのでそこを通って行きます。

…おきゃくさまーおきゃくさまーーー!

おう、駅員さんに呼ばれた。私?

どうやら通路の手前で駅員さんに切符を見せる必要があったらしい。奥に自動改札があるものだと思って突破してしまった、恥ずかしい…。思い込みって怖いっすね…。まあ切符はちゃんとあるのでそれを見せてはんこをもらってホームに向かいます。いやはずいな。

気を取り直して、上越線水上行きです。普通に都内近郊レベルの新しめの電車が来てびっくり。車掌さんも乗っている長めの編成でした(それでも都内だと短いレベル、東京って怖い)。
3駅程度ですが、乗車時間はまま長めです。駅間がめっちゃ長い。あと山登りしてるのか線路がグルングルンしてます。途中ブルートレインホテル的なところが見えておーと思ってみたり、車掌さんが使っている電子ホイッスルを見て体育の授業を思い出したりしてました。田園風景や木々に囲まれた僻地の中、トンネルを抜けて目的の駅土樽駅に到着です。

当然の如く誰も降りません。私は降りたものの、この駅の存在意義がまじでわからない。駅の周りは本当に何もないし、家もないし、高速道路の高架がただ目の前にあるだけ。
いやまじでなんで作った?
まあ、今日ばかりはこれがあって感謝です。観光できるので。

駅舎はまあまあなサイズの待合室があって、ノートもおいてあります。

shakeの名前も残してきました。こういうノートに自分も名を連ねる事ができて光栄です。
ノート見たり、待合室にあった写真を眺めて、駅舎を出ようとすると人とすれ違いました。……。
!?人!?
内心めっちゃびっくりしました。駅の外に車があったので車で来たんでしょう。なんで来たんでしょうか、高速道路の工事をしていたのでその工事関係者の人が来たのか、観光客なのかわかりませんが人がいました。びっくりです。

ここから毛渡沢橋梁まで徒歩です。高速道路の脇の無駄に広い一般道をゆきます。景色がめっちゃいい。

結構歩いて目的のものが見えてきました。

雨上がりなので奥の山の雰囲気もいい感じです。迫力がすごい。時刻表的にも電車は来ないし、待ってたらこのあとのバスに乗れなくなって越後湯沢に戻れなくなるので電車がいる写真は撮れませんでしたが。この景色いい。これまで結構自然がつくりだした壮大な景色にお~って思ったり高い場所からの街に感動したりすることが多かったけど、こういう構造物どーーんってのも悪くない。
隣にかかってる高速道路の橋を見ると橋脚の本数が4本くらいしかありません。毛渡沢橋梁は何本よ。土木技術の進化も感じます。でも、こんなレンガで橋を作った昔の人も偉大です。すべて積み重ねなんですね…。

土樽駅から越後湯沢方面に歩いて橋を見に来ましたが、更に越後湯沢方面に歩いて土樽バス停を目指します。

圧倒的獣道を進んでいきます。この道あってるのか?
高速道路から離れたからか心なしか空気が美味しい気もします。土樽駅、毛渡沢橋梁、土樽バス停ちょうど等間隔で並んでるので橋からバス停も30分位歩きました。疲れた。
越後湯沢ではゆっくりのんびりしようって言ったのは誰ですか?めっちゃ歩いてるけど。

バス停です。先程の山道と違ってちょっと街というか町というか村というか集落に来ました。越後湯沢駅行のバスです。これに乗って越後湯沢に戻りましょう。

湯沢の夜

めっちゃ歩いてお腹が空きました。よく考えると昼のあのお肉以来何も食べてません。ご飯食べよう。ご飯は越後湯沢の温泉むすめ、かすみさんの好物にあやかってへぎそばに決めていました。駅前に良さげなお蕎麦屋さんがあったのでそこでいただきました。

超絶うまい。ふだんあんまり麺類って食べないんですが、このそばツルツル行けるけども食べごたえもあるし、そばの香りもしっかりあります。あと酒がうまい!(2回目)。つまみに出してくれた柿の種もうまい。これも美味しかったんですが、かにみそ豆腐がほっぺたが3つぐらいおちるレベルで美味しかったのでみんな食べたほうがいいです。

豆腐としてめっちゃうまいし、そこにカニの味がしっかりあって本当に美味しい。
これは食べたほうがいいです。これ書いてて私自身めっちゃお腹空いてきました。なんかたーべよ。

さてさて、おいしい晩ごはんも済ませたので本日のホテルに向かいます。ここも徒歩です。本当はシャトル便があったらしいですが知らんかったので歩きました。また30分くらい。
暗闇の中坂を登っていきます。ほんとうに今日ゆっくりのんびりしようって言ったの誰?この日の歩数ですが3万歩オーバーでした。のんびりできない質ですね…。

道中での湯沢の明かり

今回お世話になったのはNASPAニューオータニです。しかも「越後湯沢かすみコラボプラン」です。これが奮発の正体ですね。一泊朝食付きにしてはちょっと高かったですが、広いお部屋と宿泊証明書とバスタオルいただけたので満足しています。なんだかんだぽか活してて初のコラボプラン宿泊です。まあ結構日帰りが多いですからわたくし。やはり宿泊が伴ったりすると満足感も上がるのか…。それにしてもかすみさんかわいい。

お部屋で一服して売店が閉まる前に売店に行きます。御泉印とかもろもろいただきに行きます。

祭壇がすごい。缶バッチとかもろもろを抱えてレジへ。
レジのお兄さんに御泉印のお願いをしつつ少しお話しました。

このレジの方NASPAのツイッター(新X)の中の方らしい。ツイッターを覗いているとこの方も完全にぽかですね。お話の中で松之山温泉のおすすめをされました。車でしか行けないと思って断念してたんだけど電車とバスでも行けるらしい。でも松之山棚美さんを一番推してるフラッグ店舗の十一屋商店は明日は休業らしい。なんなら観光案内所も定休日です。うーんどうしようかな、行こうかな悩む。まあ、そこに行ける温泉があるなら行くか。もはや顕現してなくても、してないだけでそこに温泉むすめはいると思って温泉に繰り出す(芦ノ牧温泉とか別所温泉とか)くらいには限界ぽか旦那してるので、顕現してるなら行くっきゃない。温泉むすめが顕現してれば一定よい温泉地なのは保証されてるしね!

いい情報をいただけました。会話本当に苦手だけど、頑張っていろいろお話させてもらうと楽しい。色々グッズもいただけたことですし、今日はつかれたし、風呂入って寝よう。
NASPAの大浴場、めっちゃ広いし、きれいで快適でした。人も殆どいないし、広さ考えれば実質貸し切り。極楽極楽。

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