【温泉旅行記】有馬温泉編【再編集版】

旅行記

おはようございます、こんにちは、こんばんは、shakeです。

旅行記見直してたら有馬温泉2がエラー吐いてたのと、写真が小さかったりしたのとで見にくかったので1、2、3をまとめた再編集版を出します。

有馬温泉編は私初めての旅行記です。
結構よく書けていると思うのでお楽しみいただければと思います(自画自賛)。
ではでは。よろしくお願いします。

はじまり


2022/9/25深夜。布団の中でその週の金曜日、授業もバイトもないなあということに気が付いた私。今週はまだ後期が始まったばかりで授業も課題もあまり重たくないだろうから、
「そうだ、有馬にに行こう」
という軽い感じで、東京ー関西の高速バスを予約。土曜日も授業はあるけどまあ大丈夫だろ
交通費が往復で7000円くらい。行きに至っては2700円。平日かつ閑散期を狙えば安い安い。

というわけで弾丸で有馬温泉へ。

出発

9/29、22:50、大宮駅。寒くもなく暑くもなく適温。高速バス停には1台のバスが。あれに乗っていざ神戸へ、と意気揚々に向かう。はて、でも行先表示は名古屋だなあ、名古屋経由だっけ?一応係の人に聞いてみる。
「これ神戸行きますか?」
「いや、行かないよーこれ名古屋行きだねぇ、表示よくみてね、神戸は次」
文字だとちょっと伝わらないけど、ちょっと馬鹿にされたような口調でちょっと腹が立ちつつ、恥ずかしさのようなのを感じつつ次のバスを待つ。


23:10、気を取り直して今回乗車するバス、ブルーライナー三宮に乗車。

……せっっっっまっっっっっ

いや、マジで狭い。足元に荷物置いたら足は伸ばせないは真隣は人だわ、通勤電車よりひどいまである。遮光カーテンで完全に密室で外も見えない。本当に密室。このご時世許されるのかわからないくらいの超密。まあ2700円だししゃあないか…。初夜行バスの旅、こんなんで大丈夫か?
暗闇の中、背もたれにかかる圧揺れだけを感じつつ、いざ東名、いざ関西へ。

おはよう、初めての関西

静岡長いなーとか狭いなー寝れないなーとか思いつつ、うつらうつらしていたら何度目かの休憩。土山SA。滋賀県らしい。意外と来てんじゃん。5:30。寒い。
お手洗いと伸びをして気合を入れなおして、いざ神戸へ。いや、やっぱりバス狭いよ。

7:30、バスのアナウンスが流れる。
「このバスは途中、渋滞により遅延しています。1時間遅れで大阪梅田に到着します。神戸三宮への到着はさらに遅れる見込みですのでお急ぎの方はこちらでお降りになり、電車で三宮に向かってください。」

うーむ。有馬での行動時間が短くなっても嫌だし、電車で行くか。
ということで、予定変更。大阪から阪急で三宮へ。正直狭いバスこれ以上乗ってるのつらいって理由のほうが大きい。

7:50、大阪のどこで降りたのかもわからないけどとりあえずグーグル先生に頼って大阪梅田駅へ向かう。なんか都会なんだけど、確実に東京じゃない。しいて言うと上野?でもビジネス街っぽくもある。
左はガラス張りのビル、右はレンガ造りの高架。なんとも言えないいい感じのギャップがとてもいい。全く知らない土地を内心ウキウキで歩きつつ、表は周りのビジネスマンに合わせつつ、スマホの地図ガン見で歩く。

さて、梅田駅舎。改札は…エスカレーターを上がって、、、エスカレーターみんな右に並んどる!!!
知識で知ってても実際見てみるとスーパー違和感。こんなにびっくりするとは自分でも思わんだ。非日常感がとてつもなく、非常にうれしい。いや、本当に、これ結構感動したよ?
と、エスカレーターの乗り方で一人超感動しながら梅田駅ホームへ。
まずホーム階に初めて思ったことが、全体的に古いということ。古いというかレトロのほうが正しいか?床のタイルから電車の車両に至るまで全部レトロ。関東と国違うだろこれ。

レトロな小豆色の電車に揺られて30分。予定よりちょっと遅れて8:30に無事(?)バスの到着予定だった神戸三宮に到着。神戸三宮駅は関東で言うと銀座線の渋谷駅。でも渋谷と違ってレトロで良い感じ。

とりあえずここで一旦降りて朝ごはん…、お腹すいた…。

神戸散策

大宮出発から9時間くらい。どこかで朝ごはんを食べたわけでもなく、とりあえずなにか食べたいので店を探す。マック?(こっちだとマクドか)わざわざ神戸まで来てマック?うーん、と思案しつつとりあえず歩く。とりあえず慣れ親しんだ関東に風景を置換したくなるので特徴を見つつ店を探しつつ歩く。

あっ、これ横浜じゃん。

銀行とか省庁の並んだ感じとか中華街とか、完全に横浜じゃん。しかもこのへん、神戸中央区元町駅前じゃん。知ってるものの聖地だとちょっとうれしい。
*いーあーるふぁんくらぶで調べてください

時間が微妙に早くてご飯にありつけないけど、お腹すいたの収まってきた気がするので神戸に来た記念でポートタワーを拝みに行く。早く有馬に行ってもいいけど早すぎてもお店やってないからね。神戸のお店もやっていないんですが、それもしょうがない。


日も上がってきてちょっと暑い。グーグルマップをちらちら見ながら中華街を抜けてゆく。そろそろ見えるかなーこの辺だなー、高速の高架くぐったら見えるなーと思ったら。

工事中じゃん…。弾丸旅行の悪いところ出ましたね…、しゃあなし。

てくてくしてたらわりといい時間にもなったし、やっぱりお腹も空いたし、本題の有馬温泉に向かう。

いざ、有馬温泉

ポートタワーのあたりから地下鉄を乗り継ぎ、電車を乗り継ぎ有馬まで。
またまた電車がレトロ、と言うかこっちは古い。関西って古い電車しかないんですか?普段は乗らないようなタイプの電車ばかりで多少なりテンションは上がっていたがもう少し新しいのにも乗ってみたかったな。

乗り継ぎ乗り継ぎ神戸から20分、谷上駅。ここがまあ山。トンネルを抜けるとそこは状態。少しずつ目的地のイメージがしっかり持てるようになってくる風景。
ここからまた電車に揺られて有馬温泉まで。

こんにちは、有馬温泉

ようやく有馬

10:00、出発から約11時間、やっと目的地の有馬です。

金曜の午前中にしては人が多い。さすがは日本三名泉。
河川敷は整備され、やはりとても景色がいい。


温泉地の一等地にありがちなグランドホテルもありつつ、狭い道路に旅館の名前が書かれたシャトルバスが行き交うthe温泉街。ちょっと歩くと炭酸せんべいのお店がある。ちょっと小腹を満たしたい…

そこで売っていたのは「生」炭酸せんべい。
目の前で焼きたての炭酸せんべいを出してくれます。生じゃないじゃん
2枚100円。前のお客さんは家族なり、恋人なりと分けてるけど私は1人です。1人で2枚です。お得。
100円を出してまず1枚焼いてくれます。
「受け取ったらすぐ一口食べてみてくださいねー」
幟によると賞味期限は2秒らしい。まず1枚目、一口。

「フニャ。」

フニャですよフニャ。これせんべいですよせんべい。炭酸せんべい。はて二口目。

「パリッ」

賞味期限は2秒とはこういうことらしい。不思議ですね。でも美味しい。
ここで2枚目が焼けたらしいのでとりあえずフニャを味わう。
不思議な感じ。熱いけど美味しい。二口目からはしっかりせんべい。これも美味しい。

いい名物が食べれた。よかったよかった。そして歯型の付いた二枚のせんべいを持ちながら有馬温泉を一人目的なく歩く。

旅程をほぼ立てずに来たので何しようか思いつかない。ただうろついているだけになっているので、いったん橋の下に降りてここで深呼吸。今日の日程をまた考える。さてどうしましょうか。
ご飯は?温泉は?お土産とかは?
にしても天気はいいし、景色もいい。

まずは、ごはん処を決めるためにも観光案内所でも行きますか。過去、飯坂温泉の観光案内所で教えてもらった穴場的なお食事処がとても良かった経験から観光案内所、とっても信用してます。友だちと行った下諏訪でもいいところ教えてもらったしね。やはり観光案内所、いいと思います。観光地に行ったらちょっと寄ってみるべき。

さて、観光案内所。なんか市役所みたいなカウンターが並んで、ちょっと質素な感じ。
お食事どころを聞きます。すると、ちょっと大きめな地図を出してきて、慣れた手付きで色々丸をつけて教えてくれます。ーーーあ…、ちょっと今回は穴場的なところは少なそうかなあ、大体グーグルで見たわ、まあしょうがない。今回は食べ歩き的な感じでもいいかなあ。

ちょっと質素な感じとは書いたものの、やはりそこにはちゃんといらっしゃいます、温泉むすめ。航空会社とコラボしたときの立ち絵パネル、ちゃんとありました。有馬は金泉モチーフの輪花と銀泉モチーフの楓花がいますが、こちらは楓花。(ちなみに輪花の立ち絵は温泉駅にありました。このブログの最後にでもあげておきます。)声優さんのサイン入りポスターがあったりとか結構テンション上がる。かわいい。公共の場に一人なのであんまり顔に出ないんですけどね。もっとテンションアゲアゲでいたほうが楽しいのかも。これはまた次回。

ありがとうございました、有馬温泉観光案内所。

観光案内所から出てきて、町の方に向かいます。

ここで案内所の目の前のお店でルーラコインを買うか思案。ルーラコインは観光地のみで使える電子マネー。有馬だと温泉むすめデザインのプリペイドカードが買える。安いわけではないんでちょっと悩んで、でもやっぱり買う。ここでしか買えないからね、せっかくだし。

ゴロッケ

有馬温泉の中心街的な、商店街的なところにやってきた。有馬温泉のメインストリートですかね。

めっっっっちゃいい。

いや、何がいいかって、ほっそい坂道に所狭しと木造のお店が並んでいる。雑貨屋だったりごはん屋だたり。時間がゆっくり流れているようなとても心地良い空間。めっちゃいいっす。
はるばる来てよかった。でもちょっと坂が急かな。疲れる。この疲れを癒やすための温泉かな。

てくてくしてたどり着いたのが「竹中肉店」
有馬だと有名なコロッケとかを売ってるお肉屋さん。
限定の「ゴロッケ」が残っているらしい。限定に弱いので買う。お腹が空いているのでメンチカツと有馬名物炭酸水、てっぽう水も買う。今日、初ごはんです、いただきます。

ごろっけ

うまい。美味いよー。
まあまずいわけないんですけど美味い。サックっとしてるのに中からはぎっちりみっちり詰まってて見た目以上にボリューミー。ホクホクとした感じ。絶妙。
ここにゴロッケは名に恥じないゴロッとさを持ってるし、メンチカツはメンチカツサクサクしてる。美味い。
ここでてっぽう水も一口。これも名に恥じない鉄砲感。鉄砲感って何かって、喉と胃に衝撃が来るくらい強い炭酸。有馬ってウィルキンソンの発祥の地らしいがそれに恥じない圧倒的炭酸。本場の炭酸。
どれもこれも衝撃的な食べ物です。美味しい。うまい。そして意外とお腹いっぱい。
ごちそうさまでした。

いざ、温泉

お腹も満たされたところで、温泉地のメイン、温泉につかりに行きます。本当なら公共浴場とかちょっとこじんまりしたようなところでつかりたいところだが、なにせ有馬、金泉と銀泉二種類あってはどっちも入っていたら時間が足りない。というわけで今回選定したのは「太閤の湯」
温泉複合施設で金泉、銀泉全部盛。ネットにクーポンとかもごろごろ転がってて安い。

太閤の湯 (taikounoyu.com)

お昼の12時くらいについた割には結構並んでる。5分くらい並んで受付。カギと館内着を渡される。どうやらこのカギについたバーコードで館内で飲み食いできるらしい。しないけど。
今回は個室岩盤浴とドリンク一杯が付いたプランをクーポンで半額くらいで入りました。


まず、無料でもらった岩盤浴に入ります。うん、楽しみ方がわからない。ぬるめのサウナ的な?個人的にはあっついサウナは苦手なので、このくらいはちょうどいい感じ温度。ラジウムやらなんやらいろいろな岩で寝てじわっと汗をかく。結構気持ちいい。サウナ好きの気持ちがちょっと分かるかもしれない。


ではさて本題の温泉へ。ノーマルな感じの金泉銀泉、五右衛門風呂風の湯舟、蒸し風呂、などなどいろいろあったけど、いっちばんよかったのは「太閤の岩風呂」

太閤の岩風呂


超濃い露天金泉。かなり熱めだけど肌へのひりっと感も少しありつつ、体の芯にもグッとくるtheいい湯。これの後につかるぬるめの炭酸泉がラーメンの汁を飲んだ後の水状態。一生このループをやってしまう。しかもありがたいことに天気は快晴。極楽極楽。
金泉銀泉、いっぱいつかりました。2時間いました。体ふにゃっふにゃです。

最後にクーポンでもらったジンジャーエールを飲んで太閤の湯、撤収。

さすがの有馬温泉。名泉と呼ばれるだけのことはあります。また行きたい。

〆、有馬温泉

さて、温泉につかってすごくいい気分。時間的にはまだ余裕があるのでもう少し散策。甘いもの食べたいな。なんかいいとこないかなー。

ありました。「mitumori cafe」

商店街の中におしゃれなカフェがあるではないですか!まあ、事前に調べてたんですけど。
というわけでこれまた限定の炭酸せんべいミルフィーユをいただきます。

いちご久々に食べたな、ホイップの甘さといちごの酸味がいい感じ。
いやーおしゃれなお店ですね。男一人で来るところじゃない気が。

甘いもの美味しー。

さて、お会計。と思ったら輪花と楓花のキーホルダーが売ってるではないですか!これは思わぬ収穫。甘いものを食べてうれしい、グッズも見つけれて二度うれしい。

さて、そろそろ大阪に行かなくてはいけない時間です。満喫しました、有馬温泉。ありがとう有馬温泉。今度は宿をとったりしてまたゆっくり来たいですね。

メインの有馬温泉の話はこれにて終わりです。

次の項目からは大阪巡りです。

輪花
有馬温泉駅を西側から

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