【温泉旅行記】道後温泉編【再編集版】

旅行記

おはようございます、こんにちは、こんばんは。
shakeです。

今回の旅行記は愛媛県松山市、道後温泉です。
さいっっっこうでした。文句なしです。

愛媛や道後への思いも込めて書きます。では始めます。

※これは2022/12月に書いた温泉旅行記、道後温泉編part1,2,3の再編集版です。

プロローグ

道後に行きたい

道後温泉に対する思いを語るには温泉むすめを知った頃に遡らないといけません。温泉むすめを知ったきっかけになった動画を遡ってみたら4年前でした。高校1年生ですね。メインユニットのSPRiNGSの曲を知ったタイミングです。ここからどういう経緯か正直覚えていないけどドラマCDを聞くなり何なりしていくうちに道後泉海に引かれてしまったんですねぇ…。ここからかなり道後温泉ないし、愛媛県にどことなく惹かれてました。
なんでこんなに惹かれてたんでしょう?本能的ななにかが働いていたのかもしれない。本とか表紙でピンときた本とかだいたい当たるし、そういう類の感覚だったかもしれない。愛媛は、道後は当たる、そういう謎の自信というかなんというか。

こんな感じで4年間行きたくてしょうがなかった道後。
そんな中、旅行支援が始まり、一泊実質1400円!?行くしかない。これは行くしかない。テストが終わり、課題もないであろうここで行くしかない。なんか、旅行支援のチケットが終了したりしていた時期だったのでじゃらんとかと睨めっこして、よし宿確保。行きは深夜バス、帰りは飛行機にすれば土曜の授業も出れるな。
ついに道後に行ける。期待値はものすごくこれまでの家族旅行とかも含めて一番高かったかも。なにせ4年越し…。
そこまで期待しても、そうでもないかもしれない。期待値を上げ過ぎるのは良くない…そう言い聞かせつつ、いざ伊予国へ。

出発

行きはいつもの夜行バスです。今回はバスターミナル東京八重洲からの出発です。このバスターミナルがまあきれい。東京の八重洲口がきれい。建物の構造的にもガラス張りだったり、有機的な曲線で構成されていたり、ライトアップもあり近未来感がどことなく漂ってます。東京駅、そもそも改札の外に出ることが殆どないし、出ても丸の内口だしで八重洲口は初めて。バスターミナルも地下にあって、出発が改札ごとに分かれてるし、モニターで見やすい。すげーな。

八重洲口
出発モニター

20:45発のバスです。早くね?早いです。有馬や下呂の時より2,3時間早い。でも乗車時間はぶっちぎりの13時間。今日のために多少寝不足状態でいたし、独立シートにしていたので寝れるでしょう。改札も始まったので係の人に名前を伝えて席を教えてもらう。

「えー、1C席ですね。目的地が松山なので途中乗り換えあります。後でアナウンスしますねー」

乗り換えとな。聞いてない…。しょうがない。とりあえず席へ。
1C席。窓側の一番前でした。シートは独立の名に恥じない広さなんだけど足元狭くね。寝れるかな。まあ、窓側なのが不幸中の幸い。適当に荷物をおいても足をぶん投げても文句は言われません。とりあえず乗り換えのための案内を待ちます。早く寝たい。ーーー待てど暮せどアナウンスしてくれません。位置情報を見るとどうやらバスタ新宿でも人を乗っけるらしい。それでかー、と思ったもののバスタ新宿を出てもアナウンスしてくれません。えーー、早く寝たい…。また20分くらい揺られて横浜でも人を拾う。横浜を出たところでアナウンス始まりました。海老名SAで休憩をしたあとはもう乗務員用の停車しかなく次の休憩は朝6時の鳴門だそうな。このときに乗り換えらしい。
よし、アナウンスも聞けたし、海老名で支度もできたし、さて寝よう。後ろの人に「リクライニング全開にして大丈夫ですか?」と聞いて「もちろんですー」という僕では絶対言えないような爽やかな解答を頂き、倒させてもらう。いやいや、倒れすぎ倒れすぎ。聞いてから倒したものの、申し訳なくなるくらい倒れる。フラットではないけど異常なくらい倒れる。独立で良かった。
しばらくうつらうつらしてバスが止まる。うーんどのくらい進んだのか、地図を見るとまだ浜松の手前、時刻は1時です。まじか。意外と寝れてない。やばいーーーーー。運転席のドアが閉まりまた動き出す。次気づいた頃には名古屋とかかなあ、とか思いつつ。

「…うございます。まもなくコトバスステーション鳴門、到着です」
照明とアナウンスで目が覚める。鳴門につくってことはもう6時ってこと?時計を見ると6時半です。
どうやら関西あたりの高速で渋滞していたよう。にしてもバスのくせによく寝れました。体の痛みとかもほぼなく乗り換え。ここからは普通の観光バスです。夜行じゃないのでカーテンが開いていて景色が見れます。ありがたい。

ちょうど朝日が拝めました。景色はずっとこんな感じ。たまに市街地っぽいとこがポツポツあるけど、基本こんな感じ。トンネル入れば一瞬で圏外。そんな中を3時間位またバスに揺られます。

かわええひめがまつ山

到着

ついに着きました。松山駅。長かった…。でも寝てたおかげでだいぶワープできたし、四国の景色とかそんなんも見れて良かった。

これはJR予讃線の駅舎。クレーンがあるのは高架化事業のため。交通渋滞とか、線路で分断された街の活性化とかを目指しているらしい。これが24年頃に終わるらしい。結構すぐじゃん。

ここから路面電車で松山城行きます。路面電車です。

こんな感じ。古いタイプの車両もまあま走ってたんだけど新しいっぽい結構かっこいい車両も結構走っていてびっくり。本数も時刻表を気にしなくていいくらいにはあって便利。(関東だと湘南新宿ラインくらいはある)すごい。乗った感想としては定時性がかなりいいバス、というような感じ。毎駅で一応ドアは開くけど降車ボタンがありこれを押すのが前提という感じ。これで松山城最寄りの大街道駅まで行きます。

松山城

大街道から松山城に向かいます。

こんな商店街を登っていきます。特に目につくのが鯛めしのお店。これがいっぱいありました。昼は鯛めしかな。
この商店街を奥へ奥へとゆくとロープウェイ乗り場がありました。高そー。ちらと中を見ると料金表には五百某円とある。(正確にいくらか忘れちゃった、580とか60とか)片道だろーなー、こういうの高いし。とりあえず行きは歩くか。神社があったのでその階段から失礼することにします。

お参りをすると結構受験関係の絵馬がありました。説明の看板によると、祭神に天照大御神などとともに菅原道真公がいらっしゃる。そういうことでしたか。私の学業の方もどうかよろしくお願いします…。
神社の脇から超急な坂道が続いています。これが本当に急。

これは登ったところから振り返って撮った写真だけどこんな急。ロープウェイ使えばよかった。後悔。しばらくえっちらおっちらしてると城っぽいものが見えてきました。高い石垣をくるっと回って昔ながらの一段が超高い石の階段を登って天守を目指します。

そして中段あたりに来たところで松山の景色が見えました。この景色には思わずおおー…と声が漏れた、これは独り言ではなく漏れたが正しい。

写真が下手くそなので青空が白飛びしてしまった…

写真だと伝わらない、このよさ。高いところから街を眺めるってたまにするけど、僕的にはこれが一番の景色かもしれない。展望の景色ってどこも似通っているいるし、ここも多分そうだと思う。それなのにこの惹かれる度合いは何なんだろう。正直この景色をみた当時はここまで考えていなかったけど、これを書きながらよくよく思い出すと、この景色にすごく感動していた自分がいました。

天守はもう少し上です。重厚な門をいくつかくぐり登っていきます。

そしてこちらが松山城です。

城に関して特に通であるわけでもないけど、やはりこの天守に青空、映えます。そして松山城、これまで僕が行ったことのある城と違って敷地も広く、丘陵の上にあるのもあってすごい強そう。券を買って天守の中を覗きに行こう。

城の中は甲冑とか刀とか歴史的資料が展示してありました。日本史選択でなかったのでよくわからない…。ぼちぼち資料を読んでみたり、見てみたり、この辺りは他の城と大きく変わらない見学をしてました。そして天守まで登ってきていざ景色。

奥の船とかが浮いているのが瀬戸内海。いいなあ、ここ。瀬戸内海というそこまで大きくない海にタンカーっぽい湖では見ないような船が停泊しているのがちょっと違和感だけど、「海」だから。瀬戸内「海」をちょっと認識した限りです。

天守閣も見終わって、またあの坂下るのか…と思ってもう一回リフト乗り場を見てみたらあれ、ロープウェイ片道280円の券売機が。(確かこのくらい、200円台なのは確か)行きに見た5百某円は往復だったらしい。マジか。じゃあ行きもロープウェイでよかったじゃん。観光地にしては安くね?とか思いつつ帰りはロープウェイにしました。

やっぱり文明の利器、速いし楽。ガイドさんが3分くらいの簡単な松山観光案内をしてくれました。

大街道とごはんと

松山城から降りてきて大街道駅までの商店街をうろつこうかと思ったけど時計を見るとちょうどお昼時。朝もちゃんと食べてないのでお腹が空きました。鯛めし行こう。ググると大街道駅から松山城とは反対方向に美味しい鯛めし屋があるみたい。レッツゴー。
大街道まで戻ってきました。

結構店がいっぱい並んでいます。シャッター街になっていないのは正直ちょっと意外。平日の昼なのでそこまで賑わっている感じでもなかったけど、広いからそう感じているだけかもしれない。
ここのアーケード通りからちょっと外れたところにお目当ての鯛めし屋ありました。

郷土料理 五志喜 – 愛媛の郷土料理を食す (gorp.jp)

ここです。鯛めしとか愛媛の郷土料理がいただけます。
宇和島鯛めし(生の鯛の鯛めし)と松山鯛めし(炊いてある鯛の鯛めし)で悩んで、松山の方にしました。ここ、松山なので。そして出てきたのがこれ。どーーん。

では早速鯛めし、しゃもじで崩していただきます。


!!!鯛に味がする!!!

鯛って基本あんまり味がしないイメージだからどんなもんかと思っていたが、いや本当にいい匂いと、ふわっと上品な味がします。どんな味かと言われると、鯛の味です
これは香り高いというやつです。味付きの炊き込みご飯の味に負けず、良い調和が取れていて感動的に美味しい。2片の鯛が入っていたけど1片だけでもご飯がすすむ。すごい。一旦鯛から箸を離してじゃこ天。ちょっと弾力があるような、おでんに入っていても美味しそうな感じ。味噌汁はやっぱり関東とちょっと違うかな?それともここのお店独特の味かはわからないけどうんうん、いい味です。奥のおひたしもこれまた味がよくしみていて美味しくないはずがなく。じゃこのサラダもじゃこがちゃんと口の中で存在感を示してきます。もぐもぐする感じ。
最高ですねえ。鯛めし。ごちそうさまでした。

お腹も満たされたところでさっき見そびれた大街道駅と松山城の間の商店街の気になった店に立ち寄ります。1つは「伊織」という店。今治タオルとかが売っているお店で、シンプルでおしゃれな店構えでした。ここでみかん柄のタオルハンカチを買って、自分への愛媛土産です。

次は観光物産館。愛媛は蛇口からみかんジュースがでてくるらしいのでそれを頂きます。

蛇口を回すとジャーーっとジュースが。色、濃くないですか?やはりオレンジジュースという名前じゃなくてみかんジュースって名前が正しい。ちょっと酸味の効いたみかんジュース。こういうみかんジュースたまに飲みたくなる。そういえば昔地元のデパートでやってたどこかの物産展で試飲したみかんジュースがうますぎて当時の僕としては大金の千円でそのジュースを買った記憶が。愛媛へなにかシンパシーを感じているのはこういうところもあるのかもしれないと、ふと思ってみたり。

さてそろそろ1時をまわりました。いい加減、道後温泉に向かわないと…。
さっきの大街道駅から路面電車に揺られていざ道後行くぞー。

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