おはようございます、こんにちは、こんばんは。
shakeです。
今回は2泊3日で中国地方、特に山陰地方の温泉むすめたちに会いに行きました。
おたくの聖地巡礼といえど、温むす最大の趣旨である観光するのを忘れずに、それぞれの土地をなるだけ味わって巡るように心がけました。
いろいろな観光地のいろいろな空気をお届けできれば幸いです。
プロローグ
さて、ときは2024年2月上旬。もろもろのやらねばならぬことの片がほとんど付いたので(盛大な枕詞)、旅行に行こう!!!となりまして、ずっと気になっていた山陰に足を伸ばすことにしました。ちょうどJALのスカイメイトのタイムセールだったり、北海道は寒すぎだしで白羽の矢が立ったのが山陰でした。温泉むすめ的にはAKATSUKIの玉造彗さんに合えばAKATSUKIコンプリートだし、しんじ湖しじみさんはキャラデザがあのうい先生ということできになる子がたくさんいまして島根はずっと興味あったんですよね。なんだかんだ三朝、はわい東郷も盛り上がってるし、そっちも一緒に行ってしまえば一石二鳥というわけです。
そんなわけで山陰の温むすたちをどう巡るかを考えていたわけですが、地図とにらめっこしていると、どうも岡山の奥津、湯原も行けてしまいそうな距離感…。でも公共交通は全く当てにならない…。

でもちょうど嬉しいことに、この2月にはわい温泉最寄りの倉吉駅にタイムズカーシェアができてました。車あれば完全に行けるが?
てなわけで特急やらバスやらの乗り継ぎを考えまして、こんな旅程がたちました。
Day1
7:10羽田発の飛行機で出雲空港へ
バスを乗り継ぎ松江駅着、松江観光
12時半ごろの特急に乗り、乗り継いで倉吉へ
13:30から倉吉のカーシェアで三朝へ、16:30に返却
17:40くらいのバスではわい温泉へ
Day2
11時くらいまではわい温泉に、11時ごろのバスで倉吉駅へ
11:30から倉吉のカーシェアで奥津、湯原へ、17:30返却
18時頃の特急で松江へ、松江からバスで玉造温泉へ
Day3
11時位まで玉造温泉に、12時位の電車で出雲大社へ
いろいろして19時ごろの飛行機で東京に帰還
えー、雑すぎる。まあこんなもんです。ちなみにこのプロローグはDay1のはわい温泉の宿で書いてます。こんな旅程でどんな旅行になるかお楽しみにということで。私も楽しみです。
Long time no see JAL!
2024/2/28早朝、まだ朝日のお時間ですが、私は今から出雲に行かねばなりません。いざ羽田空港へ。本当に久しぶり、超久しぶりの飛行機です。前回が去年の7月くらいと思うのでかなり空きましたね…。楽しみです。

これが今回の飛行機。Boeing767-300です。これは高校生の修学旅行ぶりのワイドボディ機です。飛行機には通路が1つしかないナローボディ機と通路が2つあるワイドボディ機があります。私が飛行機に乗るときは基本地方路線で小さい機体ばかりだったのでこれはかなり新鮮で嬉しい。更にこのB767はかなり離陸時の角度が急なことで有名なのでそれを体感できるのも嬉しい。
時間通り搭乗が終わり、出発。滑走路までもスムーズに全く待つことなく離陸しました。思っていたほどエンジンがうるさくない。高校の修学旅行で乗ったのはB777だったので体があの轟音を求めてしまう。うるさくないのはいいことだけどね。

超天気が良くて、富士山がくっきりです。
それでは快適な空の旅を。
ちょうど1.5時間で出雲空港に着陸、ドアが開きました。出雲空港でできることはないので、とりあえず松江駅行の空港連絡バスの切符を買って松江に向かいます。
いい旅のはじまり

30分くらい揺られて松江駅に着きました。途中の山陰道は有料道路なのに対面1車線だし、山陰線は単線だし、ああどおして…。関西と九州を結ぶのは山陽で十分だし、人が少ないといえばそう。そんな田舎でも観光、という側面で見れば日本は神の如き国であることを地元福島が証明してくれいているので、構わず観光しましょう。
えー、まずはどうしましょうか。松江観光をすることは決めていましたが、何をするかは何も決めていません。まあこういうときの観光案内所です。行きましょう。

駅に併設された立派な観光案内所です。ちょっとビビりつつ中の人に
「観光できたはいいものの何も決まってないんですよね…。12時半くらいには松江を出ようと思うのですが…」
とかいうスーパーふわっとした聞き方をしてしまいました。それでもとても愛想よく、丁寧に教えていただきました。
「松江の観光といえば松江城ですので、バスで松江城に行き、堀の遊覧船や武家屋敷を楽しんでみてはいかがでしょう」
おおー、さすが案内所。松江城に行こうかなぁくらいはうっすら思っていましたが、お恥ずかしいことに遊覧船?武家屋敷?はて、そんな面白そうなものがあるのか。
すごく有益な情報を頂けました。そして今旅行初温泉むすめにも会えました。

松江しんじ湖しじみさんです。個人的にすごい最近顕現されたと思っていましたが、もう3年前でした。時が流れるのは早い。
さて、案内所で色々教えて頂けたのでコインロッカーに着替え類の入った重い荷物を預けて身軽な装備になりました。松江城まではバスで行けば良いとのことでしたが、本数あるんですかね…。

???
これ、ほんとに地方の路線バスか?これ単線が走ってる駅のバスの本数じゃないだろ。めっちゃびっくりしました。しかもバスはSuica対応。いや、見直しました松江。すみませんでした。
歴史の街、松江
ともかく、バスがすこぶる便利です。松江城まではバスで10分くらい、そしてバス停から少し歩いて、どーん。

思っていたより広い。そして、ここから先も色々見どころがありました。


明治に資料館のような用途で建てられた立派な西洋風の建物、神社も立派でした。この先、天守閣の前で、武家屋敷とかとの共通入場券(お買い得)を買って、いざ天守閣へ。

私、歴史選択ではなかったしあまり興味もなかったのですが、最近旅行の度に城に行きまくってたらなんか面白くなってきました。わりと設計思想は共通してるのですが、鯱とか、ちょっとした建築技法の違いとかがあってなんとなく面白くねこれ、と思うようになってきました。歴史ちゃんとやっとけばよかったかもしれん。
そうそう、この天守閣観覧中、中で甲冑を着た方がガイドをやってました。ガイドに参加していたわけでないのであまり良くはないですが、ちらと聞こえた話によるとこの松江城、未完成なんじゃないかと言われているそう。天守閣最上段の最も位の高いところの天井がちゃんと装飾されてないからだとか。

まあ言われてみれば、補強を除いたとしてもきれいとは言い難いか。確かに。これから城に行くときは天井も見てみようと思った次第です。
松江城をあとにし、続いては武家屋敷を目指します。


道中、ちょっと変わった店だったりポストがあったりして面白かった。武家屋敷の中は写真撮っていいのかどうかわからんかったので載せませんが、江戸時代の家が再現されていました。広いけどすごい寒そう。エアコン無しでどうやって暮らしていたのか…。

共通入場券に小泉八雲記念館入場券も付いていたのでせっかくなので行ってみました。だれやこの人。完全に日本人だと思って入ったらなんとびっくりギリシャ人でした。ギリシャ名でハーン氏と言い、新聞記者で世界を片道切符で巡り、なんやかんや日本人女性と結ばれ、和名として小泉八雲の名を授かったらしい。文学的にすごく優れた方で、アインシュタイン日本来日にも影響を与えているとか。
ここは完全写真NGだったので写真はないですが、想像以上に面白くてかなり時間を使ってしまいました。やっべ特急間に合わなくね。急げ!小走りでバス停に戻ります。戻っている途中例の遊覧船を撮ったので載せておきます。

山陰本線を駆け抜けて
小走りの成果あり、無事特急に間に合いました。朝ごはんは菓子パンしか食べていないのでもうお腹ペコペコです。駅弁を調達して特急に乗り込みます。

特急スーパーおきです。席に座るやいなやお腹が限界を迎えていた私は意気揚々と駅弁の蓋を開けます。パッケージからかなり立派で味も期待できます。


醤油が入っていたのでだいたいおかず全体にかけてみましたがこれが大正解。スッカスカのお腹にしょっぱいおかずとご飯が進みます。車窓もぐんぐん進んでいます。でも俺のほうがはやいので1つ目の停車駅安来に付く前にペロリです。ごちそうさまでした。ここからは車窓を楽しみましょう。
スーパーおき、ディーゼルでなんかスピードをあまり出さないイメージでしたが、超速かったです。びっくり。wikiによると最高時速は110km/hとのこと。米子でスーパーまつかぜ(車両の型は同じ)に乗り換えて倉吉を目指します。

このあたり、結構風力発電が盛んなようで、日本海沿いに結構見られました。ブンブン回ってました。
ディーゼル特急に揺られること1時間だいたい定刻通りに倉吉に着きました。

着いてからパネルを見て知りましたが、ここ倉吉、ひなビタの聖地らしいです。

音ゲーをやっている影響で2曲くらい楽曲を知っていますが、それ以外はからっきし分かりません。でもなんかこういうことをやっていていただけるとオタクとしては嬉しい。
day1の宿でここまで書いたところで力尽きました。それ以降旅行記を書くエネルギーが残っていなかったため、次のページ以降は帰ってきてから書いた文章になります。あしからず。
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