おはようございます、こんにちは、こんばんは、shakeです。
ご無沙汰しております。旅行はぼちぼちしてましたが普通に忙しすぎて旅行記が書けない!!!書きたいのに!!!2回目の道後とか、熱海とか(二重)、越後湯沢とか、松之山とか!!!
まじで色々ためておりますが、今回はなまった旅行記作成能力を取り戻すべく、日帰りした宇奈月の話を書いてみようと思います。
いざ富山
11月中旬、とある水曜日の講義が無くなりまして、全休が生成されました。最近忙しすぎて旅行行けてなくて、どっか行きたいゲージが満タンだったときに全休が生成されてしまいました。
これは旅行に行くしかありません。さて、どこに行きましょうか。火曜日は4コマ目まで、木曜日は2コマ目から必修なのを考慮しないといけません。夜行バスで行けてかつ、日帰り可能な場所を探さないと…
そんなこんなで白羽の矢が立ったのが宇奈月温泉でした。ずっと気になってたところだし、11月末で終了するスタンプラリー企画もあったのでちょうどいいですね!
溜まってた楽天ポイントを使って夜行バスを取りまして、学割を使って黒部宇奈月温泉駅から東京までの切符を確保します。特急券だけで5000円オーバー、乗車券と合わせて1万円くらい。夜行バスが4500円なので新幹線高い…。まあ、日帰りせねばならないのでしょうがないか。

さて、火曜日の夜。
夜行バスは初めてのYCAT(横浜シティ・エア・ターミナル)からの出発です。横浜駅直結で、改札もあって大きいターミナルです。相当久しぶりの夜行バスだったので多少不安感もありつつ、いつものように運転手さんに名前を言って乗り込んでいきます。

まあ、不安感は完全に杞憂で、三列独立の足元も広くて、快適なバスでした。これから大体9時間くらい揺られていきます。狭い車内ではございますが、どうぞごゆっくりお過ごしください。
宇奈月へ
はい、文章なのでウトウトしてた9時間はすっ飛ばして、富山駅とうちゃーく。

あら、思ったより寒くない。北陸なんか超極寒を想像してたけど意外と大丈夫。富山駅さすが富山県の中心だけあって大きいですね。路面電車なんかも走ってます。結構モダン。
ここまで9時間バスでしたが、ここから1.5時間くらいは電車にゆられて宇奈月に向かいます。朝の7時位で通勤通学時間帯です。高校生が通学する中私は逆方向の電車に乗るので微妙に怪奇の目を向けられているような。いないような。
ちょっと面白かったのは魚津駅であいの風とやま鉄道から富山地方鉄道に乗り換えるとき。

いや、券売機が食堂なんですよね。いやまあ必要十分な機能があるのでいいのですが。宇奈月温泉の印をご丁寧につけてくれているのでそれを買ってレトロな電車に乗って終点までいきましょう。

こんにちは、宇奈月
さて、途中の新黒部駅でたくさんの外国人が乗ってきたり急ににぎやかになった車内ですが、ゆらりゆられて到着しました。宇奈月温泉!!!

手前の噴水は温泉です。めっちゃモクモクしてます。匂いは、、、あんまり?温泉街も駅前すぐじゃ無い感じかな。
例によってノープランなのでまずどうしましょうか。宇奈月のスタンプラリーのためにトロッコに乗って黒薙というところまで行かないといけません。トロッコの本数とかも多いわけではないみたいなので早めに行っておきますか。
トロッコの宇奈月駅は宇奈月温泉駅よりも奥にあるので少し歩きます。道中でもうトロッコの姿が見えてきました。

これが黒部峡谷鉄道トロッコ電車です。ちっちゃい!!なんの前情報も入れずに来てましたが、いやちっちゃい。これはトロッコでの観光案内音声で得た情報ですが、どうやらナローゲージという線路幅を採用しているらしい。大体そこらの通勤電車の半分くらいの線路幅の規格とな。山奥を進むのでいち早く電車を整備するためにこの規格になったそう。ちっちゃいほうが作るのは多少は楽だもんね。山だから大変だったとは推察されますが。
まあ、こんな線路幅の話はおいておいて、これが黒部峡谷鉄道宇奈月駅です。

今見返してみるとめっちゃ天気いいな。駅舎も立派です。切符を買いまして、いざ黒薙へ。

秘境温泉黒薙
トロッコな改札待ちで並んでいましたが、やはりご年配の方とか外国人が多いですね。というかほとんどそう。まあ何もない平日の水曜日だし、それはそうか。にしてはめっちゃ人が多い。宇奈月の人気具合が察せますね。
時間になって改札を抜けます。10数両あるトロッコは結構満員。このうちどのくらいが黒薙で降りるんだろう。みんな黒薙かなぁとか心配しつつ、ジョイント部分が音を立てて列車が動き出します。
まったり山の中を進んでいきます。

いい景色。ゆっくりのんびり、黒薙駅まで移動します。
実はリラックス座席というのに課金したので風のない車内でゆられてましたが、普通に横ががら空きになってる車両がデフォルトです。

黒薙駅です。全然人が降りませんでした。私含めて2,3人くらい?みんな終点の欅平まで行くんでしょうか。すごいな。
まあ、めっちゃ人がいる中で行動するのもあんまり好きでなかったのでちょうどよい。駅にいた係員の人に黒薙温泉への行き方を聞いて、時刻表をもらってさて登山。そう登山。
この黒薙駅、日本郵政の配達不可地域になるほどの秘境っぷりですが、ここから更に20分くらい登山しないと温泉にたどり着けません。

登山とは言いましたが、結構整備されてるのでハイキングくらいが正解ですかね。
少し登ったところからタイミングよく黒薙駅に入線してくるトロッコが見れました。映える!よい!

美しい。良いトロッコの写真も取れたところでいざハイキング!
このハイキング道、めっちゃきれい。本当にきれい。最近の気候変動のヤバさで紅葉と雪が共演しているすごい写真も取れたりしました。

いい時期に宇奈月に来れて満足。こんな景色を堪能しつつ、アップダウンを繰り返してこれが黒薙温泉。

すごいなこれ。旅館でもあるそうです。今回は泊まりませんが、露天風呂だけいただきに来ました。黒薙温泉の印字があるタオルをお土産に買いまして、いざ。

こんな感じの大自然露天風呂。この写真はネットから拝借したものですが、まさにこの写真の通り。整備はされてるんだけど本当に山の中にぽつんとな感じ。一応混浴です。女性は女性用の露天風呂があるのでまあ、はい。
今日は誰もいませんでした。ここに来るためにはトロッコで黒薙駅に来ないといけないので、トロッコの本数的にも誰も来ないでしょう。やったー!!この超広々露天風呂を貸し切りだーーー!!!
ほわほわぷかぷか。極楽極楽。程よくぬめってこのくらいがちょうどいい温泉ですね。
外は結構寒いのでちょっと体を冷ましつつ、あーーいい。おんせんさいこー。
1時間いました。誰もいない、この露天風呂を1時間完全貸切。最高。
溜まってた温泉欲を満たすが如く秘境温泉を堪能しまして、温泉街の方に戻ります。
帰りのトロッコもまあほとんど待ち時間なくいい感じの接続でありがたい。

帰りは普通の車両です。横ががら空きでトンネルとかで車輪が擦れる音がダイレクトに響いて結構うるさい趣があります。
なんか遊園地のアトラクションみたいだな。これ宇奈月、黒薙間くらいなら普通車のほうが楽しそう。欅平まで行くとなるとだいぶ寒そうだったり落ち着かなかったりでリラックスが良さそうな感じ。

黒部の雄大な景色をダイレクトに楽しみながら宇奈月に戻ります。
黒薙温泉にも浸かり、実はひっそりとスタンプもゲット済みです。まあ、デジタルスタンプラリーなので位置情報取得済みといったところでしょうか。
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